【東京から長野・群馬・新潟方面への移動】中央道と関越道どっちが混む? 渋滞の傾向について 

遊び

みなさん高速道路の渋滞は嫌ですよね。「できれば短時間でスムーズに走りたい」…でも渋滞を避けようとすると早朝出発や深夜着にせざるをえず、それもまた負担です。

私は10年ほど前から首都圏に住んでいるのですが、趣味や帰省で新潟や長野へ往来することが多く中央道と関越道を頻繁に利用しており、その中で渋滞の“癖”(=傾向)がわかってきました

各高速道路の渋滞ポイントを解説するので、あまり中央道や関越道を利用したことがない方これからレジャーの計画を立てようとしている方渋滞について深く考えたことがなかった方にぜひ読んでいただきたいです!

中央道と関越道それぞれの渋滞の傾向と原因

注:「上り」の方が渋滞しやすい傾向にあるのであえて「上り」目線で解説していますが、「下り」についても渋滞のポイントや傾向は同様となります。

中央道上り

山梨・長野との往来が主な利用かと思います。

渋滞の原因は基本的に「上野原IC付近の車線減少」「小仏トンネル手前での車線減少」です。

3車線の道路が上野原IC手前で左端の車線が無くなり、その後右側に1車線増えるのですが小仏トンネル手前で再度左端車線が無くなるという構造になっています。

車線減少が伴う渋滞のため、渋滞時の走行速度はかなり遅く20km/hくらいです。距離は最大20km程度でたまに大月JCT付近まで30kmの渋滞になることもあります。後述する関越道の渋滞に比べて距離が短いのは、走行速度が遅いことにより車間距離が短いためと思われます。

関越道の上り

群馬・新潟とのほか上信越道を利用した長野北信部との往来が主な利用と思います。

長野関越道上りの渋滞は基本的に交通集中とザク部(道路の傾斜が降りから登りに変わり速度低下が起きる箇所)です。高坂SA付近花園IC付近を先頭に渋滞が発生します。

車線減少があるわけではないので渋滞時でも40km/hくらいで流れますが、走行速度が早めで車間距離が長い分渋滞距離は長くなり、30~40kmの渋滞はざらにあります。ひどい時はお昼過ぎから渋滞が発生し始めることもあるので要注意です! 

季節による渋滞の傾向について

春夏はGWやお盆休みなど長期休暇による移動量増によって渋滞が引き起こされますが、中央道も関越道で大差はないと思います。

特筆したいのは、秋の中央道渋滞と冬の関越道渋滞です。

秋の中央道渋滞は、紅葉刈り目的の外出が多いためと思われます。中央道は山梨に入るとすぐに山が近くなるので紅葉スポットへのアクセスが良く、利用者が増えると考えます。紅葉を見るなら群馬方面の方が混雑面では穴場かもしれませんよ。

冬の関越道渋滞は、ウィンタースポーツを目的とした移動が多いためでしょう。一方中央道はというと、秋の頃が嘘のようにほとんど渋滞がありません。

ゲレンデといえば長野県北信地域(白馬、志賀高原、野沢温泉など)・群馬(水上など)・新潟(湯沢など)がありますが、なぜ関越道は渋滞するのに中央道の渋滞は少ないのでしょうか?

関越道の渋滞が酷い理由

以下2点が考えられます。

日帰りで行けるゲレンデ

新潟や群馬は長野県北信地域に比べて首都圏からの距離が近く、気軽に日帰りで行けるゲレンデがたくさんあります。新潟・群馬方面へは関越道一択のため、こちらに交通量が集中すると考えられます。

長野方面は遠いため1泊や2泊で行くパターンが多く、移動のタイミングもばらけやすい傾向にあります。

チェーン規制

関越道の場合、下りの水上IC付近などでチェーン規制(タイヤチェックあり)を起因とした渋滞が発生。

中央道の場合、白馬に通うわたしの経験上では安曇野ICより手前でチェーン規制を行うことはほぼなく高速道路でのタイヤチェック渋滞はありません。

もし冬に長野県北信方面へ行くのであれば、関越経由ではなく中央道をおススメします!

まとめ

今回は関越道と中央道の渋滞について解説しました。

ちなみに冬の場合、東京発で白馬or湯沢への所要時間を比較すると

  • 白馬:4.0〜4.5時間
  • 湯沢:2.5~3.0時間

およそ1.5時間の差がありますが、渋滞を考慮するとこの差は縮まります。

何が言いたいかというと、白馬も意外と近いですよ!ということです(笑)。同じだけ時間がかかるなら、渋滞していない方が休憩も自由にとれますし心理的ストレスが低いのではないでしょうか。

レジャーに出かけるとき、目的地への距離だけではなく渋滞についても考慮に入れてゲレンデを検討することをおすすめします!

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